ウイックランド博士の本
「さまよえる霊との対話」
より抜粋です。
『地上時代の趣味や関心事が
軽薄だった人間ーうぬぼれや虚栄心、野心、
利己心といったものに
支配されていた人間は、
そうした低級な意識から脱して
人のために自分を犠牲にする行為を通して
愛と同情心に目覚めるまでは
他界後もずっと地球圏(地球上)に
とどまっているケースが少なくない。
その種のスピリット(霊)が
我々のサークル(交霊会サークル)で招霊されて、
高級意識が目覚めるということがよくある。
上流社会の軽薄で豪奢な生活の最中で
他界した1人として
1912年のかの有名なタイタニック号事件で
他界した男性の場合を紹介しよう。
『1916年10月22日
スピリット(霊)=ジョン・J・A
まず(ウイリアム)ステッドが出現して
簡単な事情を説明した後、
別の霊がまるで海に投げ出されて
必死に助けを求めているような状態で出現した。
スピリット「助けてくれ!助けてくれ!」
博士「どちらから来られましたか?」
スピリット
「今ここを出て行った人(ステッド)が、
ここに入れと言うものですから来ました」
博士「海の中にいたのですか?」
スピリット「…」
つづく…
「さまよえる霊との対話」より掲載です。