ブルーアイランドからの抜粋です。

『奇妙と言えば、
こんな奇妙な旅も初めてでした。

上空へ向けて垂直に、
ものすごいスピードで
上昇していくのです。

まるで巨大なプラットホームの上にいる感じでした。

それが強烈な力とスピードで
引き上げられていくのですが、
少しも不安な気持ちがしないのです。

全く安定しているのです。

その旅がどのくらいかかったか、
また地球から
どのくらいの距離まで
飛んだのかは分かりません。

が、到着したときの
気分の素敵だったこと!

鬱陶しい空模様の国から、
明るく澄み切った空の国へ
来たみたいでした。

全てが明るく、
全てが美しいのです。

近づきつつある時から
その美しさを垣間見ることが
できましたので、

霊的理解力の鋭い人は、
多分急逝した者が
連れていかれる国なのだろう
などと言っておりました。

精神的にまいっている新参者が、
精神的なバランスを取り戻すのに
適した場所なのです。

いよいよ到着するころまでには、
みんな一種の自信のようなものを
抱くようになっておりました。

環境の全てに実体があること、
しっかりとした現実感があること。

今しがたまで生活していた
地上の環境と少しも変わらない
ことを知ったからです。

違うのは、
全てが地上とは比較にならないくらい
明るく美しいことでした。

しかも、
それぞれに、
かつて地上で友人だった者、
親戚だったの者が
出迎えてくれました。

そして、
そこでタイタニック号の
犠牲者は別れ離れになり、
各自、霊界での生活体験の
長い霊に付き添われて、
それぞれの道を歩み始めたのでした。』

 

3月11日の精神統一のあと
外出したときに
五感から東日本大震災の情報が
飛び込んできたとき、

ブルーアイランドに書かれた
この記憶を思い出したのでした。

 

 

つづく…