脳の神経細胞が増殖し
脳が巨大化すると
高い知性で様々な道具を生み出し
仲間との結束を強めて
人類は、生態系の頂天に躍り出るのです。

「食の大革命」は、
今の我々につながる
脳の決定的な進化をもたらしている
と考えられる。

(あくまで可能性ですけど…)

今までの説では、
我々の先祖は、
火を使えるようになって
肉を焼いて食べるようになり
その栄養分で脳が大きくなった
と考えられていたが、

実は、そうでは無く

現在では、
毎日採れる地下茎や木の実を加熱調理することで
豊富な「糖分」が摂取できるようになり
脳が大きくなった結果、
高い知性が伴い、狩りもできるようになった
と考える方が理にかなっているようです。

脳の大きさと高い知性の関係については
諸説ありますが、
他の動物も脳が大きくなることはあり得るのか?
と疑問を抱くかもしれません。

脳の神経細胞を増やす
糖質摂取の効率を考えた場合、
加熱調理するのは人類だけで
他の動物は加熱調理しません。

今では、
人類がデンプンを加熱調理したことが
脳が大きくなった原因ではないのか?
と考えられていますが、
これもあくまで断定ではありません。

脳の大きさだけを
他の動物と比較した場合、
人類よりも大きな脳を持った
動物は他にもいます。

また、体重と脳の重さの比率で考えた場合でも
人類よりも脳の比率が高い動物は
他にも存在するわけで、

どうやら、
「高い知性を得る」ということが、
脳の大きさと比例するという説は、
今の医学や科学でも、
まだまだ解読不能のようです。

そうなると、
今まで解説してきた歴史的事実
からもわかるように、
脳には「糖」が重要な役割を持つことは
人間が高い知性を得る事と
関係が深い可能性があるということがわかります。

(あくまで一説です)

 

これは、現代の我々の健康にも
糖が重要な役割を持っているようにも
考えられるのです。

 

 

ここからが本題です。

 

 

つづく…