今回のコラムを連載しているうちに
関東甲信では、6月27日に梅雨明けが宣言された。

気象庁が1951年から観測を始めて、
最も早い梅雨明け宣言になった。

しかし、
今後の天気次第では
宣言の取り消しや修正もあるだろうから
実際のところは、
まだ、わからない。

梅雨明けしてから
体温を超える猛暑が続く。

こうなってくると
話が変わってくる。

各地、6月の最高気温を
更新している。

梅雨明けから
熱中症もひっきりなしに
出ているようだ。

私の周りにも
熱中症の話がチラホラ出ている。

熱中症にならない身体作りは?
予防策はどうするのか?

知っていますよね?

何とかのひとつ覚えのように

水をチビチビ飲む?
エアコンを上手に使う?
日中は出掛けない?

これらは、
ハズレではありませんが、
1番の予防策ではありません。

「水をひと口ずつ飲む」に関しては、
医学科学では、
「喉が渇いたと感じた時には手遅れで
熱中症になってしまう」という。

本当か!と思う。

言い換えるならば、
「お腹が空いた!と思って食べたのでは
手遅れで、餓死します!」と
言っているようなもの。

そんな余裕のない身体は
これからの気候変動では
生きていけない。

手遅れになるからチビチビ水分を摂れ!
という風潮は、
『内受容感覚』の鈍い人間に向けての
予防策なのでは?と勘ぐってしまう。

どんだけ、
鈍い人間が日本には居るんだろうか?
って話です。

身体に必要なものは欲するように
頭で考えるのではなく
身体で感じるのが動物なのです。

「人間も動物である」という
自覚が無い人ほど『内受容感覚』が鈍いし、
情報に踊って思考回路が麻痺している。

 

医学、科学的には、
『内受容感覚』の鈍い人は
重症化しやすいということが
最近分かってきたのだ。

 

 

 

 

 

つづく…