例えば、

ある時、50代の女性患者が
呼吸困難を訴えて来院されました。

軽い肺気腫があるだけで、
近所の医者から「初期の肺炎」と
診断されて入院されたのです。

症状はごく軽いものと思われたのですが、
入院直後から体調が劇的に悪化して髄膜炎を発症し、
私たち担当医も為す術がないまま、
わずか1日半後に息を引き取ってしまいました。

これといった基礎疾患のない人が、
どうしてこんなにあっけなく
逝ってしまうのか。

残念ながら現代の医学の観点からは
まったくわかりませんでした。

(→軽症か?と思ったら悪くなったケースで
EBSが成立しない案件なんですね!)

かと思えば、

症状が重く、
これはとても助からないと
思われた患者が奇跡的に
回復したりすることもあります。

(→助からないか?と思ったら回復したケースで、
これもEBSが成立しない案件なんですね!)

〇〇病院でも、
年1~2回はそうした事例が起きています。

心肺停止状態で脳機能に障害が出ているはずなのに、
その後、ちゃんと回復し、
脳のダメージもまったく残らなかった
というケースもありました。

どうしてそうなったのかは、
誰にも説明できません。

(→「誰にも説明できない」とは
医者や科学者でも説明ができない!という事ですね。
医学や科学は、全てではないという現実です)

わからないことと言えば、
「身体がこんなひどい状態なのに、
なぜ生きていられたのか?」
と首をかしげざるを得ない遺体を、
私は少なからず目にしてきました。

それは、
遺体を病理解剖する際、
身体を開いてみて初めてわかることなのです。

ほんの少し前まで命があったなんて
とても信じられないほど、
臓器をはじめ、
どこもかしこもボロボロに
傷んでいたりする。

医学的に見て助かりそうな人が突然亡くなり、
死にそうな人が奇跡的に回復し、
肉体的には死んでいるはずなのに
何日も生き続けている人がいる。

こうした事例を数多く見るにつけ、
私は次第に、
人間の生死には我々の理解を超えた
「何か」が働いているのではないか
と考えざるを得なくなったのです。

(→人間として、医師として、
正常な思考回路をお持ちの方だと推測できます。
自分が学んできた医学や科学(EBM)では
解明できない案件が思いのほか多く存在するという現実。
ここに行きつかない巷の医師は?どんなレベルなのか?
どんな心持ちで命と向き合っているのか?
きっと、機械的に患者の身体や命を診ているのでは?と
思われて当然かもしれません。患者は、機械的な医者に、
「命」を預けられるんですかね?そんなことも知らず、
何でもかんでも医学や科学に頼ろうとする輩がいる。
無能の極み以外の何物でもない)

 

 

 

 

つづく…