「では、次です。エレクトーンに
手を付いて、左足から横に上げてみます」

女性「横に…ハイ!」

私「そう!もう一回!そうそう!もう一回!」

女性「ハイ!」


「今の上がり具合を覚えておきます。
次、反対の脚を同じように上げてみます」

女性「ハイ!」

私「そう!もう一回!そうそう!もう一回!」

女性「ハイ!」

私「左右の違いは?どうですか?」

女性「右の方が上がりずらいです!」


「おぉぉーー!イイですねー!感覚が、
原始人からジャワ原人に進化してきましたね!」

女性
「それ?進化しんてるんですか?
同じ原人みたいですが…笑」


「今、見てても右の方が上りが悪いです。
イイですね〜次、いきます」

女性「ハイ…?!?!?」

私「今度は、同じように後ろ側に上げてみます」

女性「後ろですか…ハイ!」


「先ずは、右から…
ハイ!もう一回!そう!もう一回!そう。
今の感覚をよく覚えておきます」

女性「ハイ!」


「次、反対の左脚…ハイ!上げて!そう!
もう一回!そう!もう一回!」

女性「ハイ!」

私「違いは?如何ですか?」

女性「ん〜?右の方が悪いような気がします」


「イイですね〜!横から見てても、
右脚の上りが悪いですね〜。
ジャワ原人から北京原人に進化してきました!」

女性
「さっきから同じ原人なんですけど?
進化しているんですか?」


「帰る先は、まだ洞穴です。
ジャワも北京もどうでもいいんです!
感覚が、だんだんと人間に近づいてきている
っていうのが大事なんです」

女性「ん〜そうですか!ハイ!」


「今のを、もう一回やってみましょう!
今度は、ポイントをおさえて、腰を
変化させるようにやってみます!」

女性「腰?…ハイ!」


「さっきと同じように上げてみます!そう!そう!
それで上げた時に、ここに力が集まるように上げてみます。
そう!ここです!」

 

 

つづく…