先ずは、施設の責任者を呼び出してもらう。

肩書きは、総館長の秋元氏である。

肩書き通りであれば、
守谷SAで一番偉いのかな?
(そんな事は私にはどうでもいいのだが…)

当事者でない人には
当然のことながら、
社会人としての礼儀を弁え
敬語を用いて冷静に手順を踏んで事情を説明する。

これは、私のポリシーである。

事情を知らない責任者を
いきなり怒鳴りつけても
全く意味がないので
他人事のように普通に説明します。

私「接客としておかしくありませんか?」

総館長「大変申し訳ありません。おっしゃる通りです」

私「あそこの店長呼んできた方がいいじゃねーか?」

総館長「ハイ!ただ今!」

小走りに鳥麻の店頭に向かい
少々年配の店長らしき人物を連れてきた。

もちろん、
私が総館長と話ししている様子や
総館長が鳥麻に並ぶ客をかき分け、
店長を呼び出しに来ている状況の一部始終を
鳥麻の他の店員も見ているし、
私にネコババの濡れ衣をかぶせてきた
アホ店員も接客しながらチラ見している。

かなりのプレッシャーがかかっている模様。
(そんな事、俺の知ったことでは無い)

総館長と共に鳥麻の店長である
長田氏が小走りで目の前にやってきた。

長田氏にも同じ事を冷静に説明する。


「接客としてあるまじき行為だと思いませんか?」
「現金の受け渡しの基本もできていないのに、
謝ることもせず、いきなり客にネコババの容疑を被せてくるんですよ!」

店長
「おっしゃる通りです。
教育が行き届かず大変申し訳ありません」

と、言いながら
米つきバッタのようにペコペコする店長の横で
総館長も負けずにペコペコ。


「教育とかの問題では無いと思いますよ。
もっと本質的な人間性の問題だと思います」
「普通は、(すみません)とか(確認なんですが)とか
接客としての口の利き方ってあると思いませんか?」
「いきなり、(お客さん、1000円取りましたよね?)
しかも、イラつきながら言ってくる店員って?
教育とかのレベルじゃないと思うんですよ。
あの馬鹿は、絶対に接客に向いていないと思います。
あんな輩が店頭に出ていること自体がおかしいと思いすが。
油の掃除でもさせておいた方がいい人間だと思いますよ」

店長、総館長、
「大変申し訳ありません(合唱)」

 

 

 

つづく…