PCR検査は、簡略にいうと、
唾液中あるいは鼻腔口腔内にいる
ウィルスの遺伝子の特定の断片を取り出し、

(→ここ大事です。「断片」を取り出し
反応するのがPCR検査なのです。
生きているコロナウイルスに反応している訳ではないのです。
死んだウイルスや死骸にまで反応するのです)

それを倍々に増幅させていき(サイクル数といいます)、
サイクル数から存在するウィルスの量が
推定される検査です。

要するに、
サイクル数(増幅の数)が少なくて陽性になればウィルス量は多く、
サイクル数を多くして陽性になるようであれば、ウィルス量は少ない

ことになります。

(↑ここ非常に大事!!)

このサイクル数はCt値(threshold cycle)と呼ばれています。
そして最も重要な問題は、
ではCOVID-19感染症を陽性とする
Ct値はいくつに設定されているのか?
ということにあります。

(↑ハイ!きたーっ!カラクリその2。ここ非常に大事!!)

つまり、Ct値を高く設定すると、
微量のウィルス量でも陽性と診断
されてしまいますし、
また感染性のあるウィルスのCt値は
いくつくらいまでなのか?という重要な問題
もあります。

(↑ハイ!きたーっ!カラクリその3。
実は、培養回数であるサイクル数が決まっていないのです)

 

 

 

 

つづく…