巷では、2ヶ月くらい前から
鬼滅の刃!鬼滅の刃!って
ヤケに耳につきますが、
皆さんは?ご覧になりましたか?

私は、映画は見ていませんが、
TVで放送されたものを見ました。

ストーリーは、
人を喰らう鬼を
鬼殺隊(きさつたい)という
特殊な能力を持った人間達が
鬼を倒すという話のようです。

昔に比べると、
アニメーションの技術も
かなり進歩しているようで
映像が非常に綺麗なのですが、

映像が綺麗な分、内容によっては、
余計にグロテスクに見えてしまう
という欠点もある。

ご覧になられた大人の中には
「不快に思う映像が多過ぎやしないか?」と、
疑問に感じた人がいるのではないでしょうか?

私、個人的には、
その「不快に感じた感覚」を
大事にしてもらいたいと思います。

ストーリーの中で、
人を喰らう鬼を倒すには、
必ず「首」を切り落とすのが
ストーリーの決まりのようで、

首が切り落とされるシーンが
非常にエゲツないと感じてしまったのです。

TVでは、宿敵の「鬼」が
人間っぽく描かれているので、
あたかも人間の首を切り落としているかのように
見えてしまう描写も不快に感じた点なのかもしれません。

宿敵の鬼が、人間っぽくなくて
もっと鬼鬼していれば
何も問題はなかったのかもしれません。

「所詮、漫画じゃない!」と
指摘される方もいるかもしれませんが、

確かに、大人にしてみれば単なるアニメで
片付けることができます。

しかし、成長が未成熟の子供達には、
果たしてあの「首斬りシーン」は
どのように受け取られるのでしょうか?

多感な幼少時に、
映像が綺麗な分
生々しく描写される
首が切り落とされるシーンを

人生経験が少ない子供達の
感受性ではどのように処理されるのか?

全くの未知数だと考えられます。

あのエゲツない映像を

「子供が平気で見ている」
「子供に平気で見せている」

感覚は?どうなのだろう?
と、疑問に感じたのです。

我々の幼少時にもアニメがあり、
ロボットものの戦闘シーンの延長で
人間のキャラクターが亡くなるシーンは
抽象的に描かれたものはありましたが、

露骨に、
首を斬るシーンがあったか?
と、思い出してみると…

大人になって、もののけ姫で、
遠くで腕と首が飛ぶシーンが有ったけど、
映像を小さくして、グロテスクさを
最小限に抑える映像処理で工夫されていたと思います。

自分の幼少時に見たアニメの残虐シーンを
思い出せないという事は
見た記憶がないのかもしれません。

鬼滅の刃の
首を切り落とすシーンは
ちょっとエゲツないので
子供に与える悪影響の部分で
心配になり取り上げてみました。

みなさんは?
どのようにお考えですか?

鬼滅の刃を見て
自分の大事な子供に与える影響として
親としてのアンテナが
きちんと機能していましたか?

この機能は、
これから先、子供の成長を見極める上で
もっと大事になってくると思います。

 

 

 

 

 

おわり