御供物は、
ある一定の期間を過ぎたら、
依存性のない「水」や「お茶」に
切り替えてお供えする方が、
進化向上していく故人にとっても
手枷足枷にならずにすみます。

例えば、酒で亡くなった人に、
いつまでもお酒を供えておくのはダメです。

供養する側は、
「身体が無いんだから好きなだけ飲みな!」
という感じなのでしょうが、
無知ほど恐ろしいものはありません。

成仏の途に付こうとする故人を
邪魔しかねません。

それと、非常に大事なのが
故人に「お願い事」をする人がいますが、
これも大きな間違えです。

「見守っていて下さい!」
なんか絶対ダメです。

亡くなって間もない人は、
特に、生前に死後の予習もできていないような人や
死んだら無になると勝手な考えの元に
亡くなっていったような人に、
お願い事なんかを頼んで、
見守れると思いますか?

肉体を無くした自分の事すら
ままならないのに、

肉体を無くした自分のことで
手一杯なのに、

残してきた家族に
お願い事なんかされたら
混乱しかねません。

いくら家族とはいえ、
故人の立ち位置も考えず、
身勝手なお願い事は
避けた方が良いでしょう。

本当に、無知ほど
怖いものはありませんね。

基本的に、願い事は
神様にするものです。

 

 

 

つづく…