出張で長野に行く上野駅での出来事。

普通の改札を抜けて
新幹線改札に向かう途中

白杖をついた
30代後半くらいの男性が
点字ブロックをはずれて
柱に激突していた。

見ていて、
当然、
危ないので
近づいて、
声をかける

私「大丈夫ですか?良かったら腕につかまって下さい」
と、声を掛けた。

男性「ありがとうございます」

盲人の人は、
歩く訓練をする際に
健常者の腕を後ろから掴んで
歩く訓練をします。

少し先を歩く、
掴まっている人の動きを
腕の少しの変化で
段差があるのか?
曲がるのか?などなど
詳細を判断するのだ。


「何線乗られますか?」
「どちらまで行かれますか?」

男性「上越新幹線に乗ります」


「私も北陸新幹線に乗りますので
良かったら途中まで一緒にいきましょう」

男性「ありがとうございます」

私の左腕を掴んだ彼と一緒に
新幹線乗り場改札に向かった。

と、ここまでは
良い事をしている気分でいたのですが…

私「そろそろ新幹線の改札です」

彼「駅員のところにお願いします」

私「ハイ」

彼を駅員のいる改札の窓口に預け
私は隣の自動改札を抜けて
全盲の彼が来るのを待っていた。

女性の駅員が対応したのだが要領が悪く、
次々に現れる中国人らしき外国人が
彼の後ろにゾロゾロと
7、8人並びはじめた。

女性駅員の対応があまりにも遅いので
後ろに並んでいる中国人の何人かは
しびれをきらし改札をす通りしはじめた。

見ている私も
しびれをきらし
駅員がいる窓口に近づき

私「良かったら私がホームまで案内しますが…」

 

と、言うと

このあと

こんな顔→ ((((;゚Д゚)))))))

になってしまう出来事が…

 

 

つづく…