木曜日、
年明けの初稽古の際、
準備運動として
軽いランニングを行っていた。

普通のランニングではなく
ちょっと変わったランニングで

その時に、どうも軽い肉離れを
起こしたようだった。

稽古をしているうちに
治るかと思いきや
全く治らず、

あまり負担をかけないようにして
最後まで稽古を行い
帰ってから直ぐに蒸しタオルを実行。

この時は念入りに蒸しタオルを当てた
つもりになっていた。

翌朝、少々痛むが
筋肉は動かしながら治す方が
早く治ることは既に経験済みであったため

朝からの歩き移動は
億劫ではなかった。

歩きはじめは、ぎこちなかったが
長時間歩いていると
だんだん動きが良くなるのが分かる。

動きが良くなったからと言って、
帰ってからの蒸しタオルを怠ってしまい、
体操で伸ばす程度で済ませてしまった。

それから、
2日経ち、3日経ち
少しずつ回復していったが
いまいち、違和感が残っていた。

一瞬、「歳には勝てないものか?」
と療術に携わる人間として
在るまじき思考に囚われた。

世間一般的には、
「歳をとると治りが遅い」
というのが定説だが、
薬漬けを避け身体と向き合ってきた
人間はこの定説には当てはまらない事は、
以前のコラムでも記した通り。

5日後の火曜日の朝に
階段を駆け降りていたら
また痛めてしまった。

こうなると、一種の
身体に対する裏切りになってしまい
(詳細は著書参照)
最初の木曜日にやった時よりも痛みが増した。

なんとも歯痒い。

この日は、帰って
丹念に蒸しタオルを実行。

驚くことに、
翌水曜の朝には、
9割くらい回復した。

この日の徒歩移動は軽快に
移動することができた。

一蓮の流れをみると、
木曜の稽古の時に痛めたときは、
高をくくって丹念に蒸しタオルをせず、
途中、2、3日、サボっていたら
見事に再発。

また、思っているような回復の兆しが見えない事を
歳のせいにする有様。

まだまだ、修行が足りませんね…

1週間後の稽古では、どうなることやら…

追伸

やっぱり蒸しタオルはスゴい!