つづき…
本当ならば、
タニタの計りを持ってきて
計測したいところですが…
何故なら、
自分の感覚と現実が一致するのか?否か?
客観的に調べ、且つ、
感覚が勝る現実を精査しなければならないからです。
この感覚の精査が
身体を診る上で重要になるのです。
しかし、実際に、
測りで計測してしまうと、
他のお客の手前、
お店への出入り禁止になる可能性もあるため(^^;;
感覚だけで重さをチェックします。
個人的には、
缶詰の重さを手だけで調べる事は、
ちょっとしたゲーム感覚で面白いのですが…
他にも、指先の感覚を研ぎ澄ます訓練として、
建具の材質のチェックや
その材質の中が空洞になっていないか?
などを、触ってみたり…
洋服の生地もよく触って観察します。
また、紙の印刷のインクののり具合も観察します。
風呂の湯船でも指先の感覚を磨くトレーニングをします。
精神統一時の印を組むときも感覚を研ぎ澄まします。
常日頃、気に止まったモノは
必ず手で触ってみます。
我々の世界では当たり前なのですが、
実は、手の持つ感覚には
「記憶力」もあるのです。
これは、勘の良い人はよくわかると思います
分かりやすいところでは、
視覚障害者に聞いてもらえれば確実です。
彼らの感覚は健常者以上ですから、
触ることで記憶が蘇るのは当たり前なのです。
(骨に記憶力があるのと同じです。著書参照)
そのため、常に手の感覚を大事にしているのです。
これも職業病かもしれませんね…
手の感覚を磨くことが
「勘」を磨くことにもつながるのです。
先日、マレーシアでの大会の後
高速道路でバトミントン世界ランキング1位の
桃田選手が交通事故に遭遇しました。
つづく…