「タイトルが、ぶっ飛びすぎてよくわかりません」

そうでしょう!そうでしょう!

先ずは、私達が行なっている
武道空手の特徴を簡単に説明します。

技に意識を込める点が
他の格闘技とは全く違います。

身体の部位の先端に
技のひとつひとつに
動きのひとつひとつに
一挙手一投足に
意識を込める。

初心者である白帯の頃は、
気の遠くなるような、
歯痒くなるような、
思いと葛藤しながら
身体の部位に、技に、
意識を込めていく練習を地道に行います。

これが、一人前の黒帯になる頃、
意識を自在に操れるようになり、

一撃必倒の技が身に付くことになります。

実は、黒帯になって終わりではなく
黒帯を取ってから武人として
スタート地点に立ったに過ぎません。

「それと内ももの意識がどう関係しているのですか?」

一般的に、内ももの意識が弱い方が多い。

「どういうことですか?」

では、質問です。

歩く時に、内ももを意識して
歩いていらっしゃいますか?

「……!?」

そうでしょうね。

この箇所は、普通の人には、
特に意識しづらい箇所になります。

しかし、内ももが意識できないでいると

・右足の内ももなら…

→右にある臓器
(卵巣、胆のう、肝臓、胆のう)に影響がある

・左足の内ももなら…

→左にある臓器
(膵臓、胃袋、脾臓、心臓、卵巣)に影響がある

また、片方の内ももしか
意識できないでいると

左右のバランスが崩れ

真ん中の臓器である
膀胱、子宮、肛門に悪影響が出る。

軽症であれば、尿漏れ、便漏れ、
いわゆる下が賑やかになってくる程度で済むが…

仮に、今、あげた症状を
自覚しているのであれば、

早急に、内ももの意識を
高めるエクササイズを行った方が
良いことになります。

(ジムで行うエクササイズとは全く違います)

では、次に、どちらの内ももが
異常か?と判断するには

太ももの下に位置する足首で判断する。

特に、内くるぶしの下がりが
重要になってくるのです。

つまり、何らかのトラブルを
抱えているのなら

この内ももの意識度を高めて
働いてもらうことが大事になってきます。

しかし、これが難しい。

なぜなら、普通の人には「感じない」から。

人間の身体は、異常である箇所を
感じさえすれば、
そこに気が集まり解消していく…
(動物、猫も同じ。著書参照)

そのため異常が度を越して
身体からの警鐘が出てくると、
「痛み」というセンサーを使って知らせてくるように
身体はできている。

このセンサーが「敏感」か?「鈍い」か?
によって明暗は別れる。

チコちゃんに叱責されるような人には
これが難しい。

では、「意識できない」内ももを

どうやって「感じる」「意識する」
ことができるのか?

それは、同じ内側にある末端を意識する事。
つまり、足の親指に重心をかけるようにするのです。

内ももが感じにくい人は、
どうしても外側に
力、重心がかかってしまいます。

理由は…簡単…楽だったから……

これは、考えたこともない事だから
仕方のないことなのですが…

例えば、内ももが意識できない人が
今、流行っている(風評)
「ジョギング」や「ウォーキング」
をやると、負担ばかりが大きくなり、
身体に良い事は何も無い。

そうりゃーそうでしょう…

楽に、無意識に歩けば、
かかとから小指側に重心が
かかりっぱなしなのですから…

力は外側にかかりっ放しで…

歩けば歩くほど
走れば走るほど

股関節、太ももに違和感や痛みが出てくるのです。

では、どうしたら…?

歩く前に、意識できない側の
内ももを「叩く」もしくは「さわる」のです。

ここで再び我々の武道に戻る…

と、思いましたが…

長くなったので次回

つづく…