では、何故?

回復できる人と
回復できない人が
いるのだろうか?

可能性としてはその答えは
色々あると思うのですが…

答えのひとつに、

自然治癒力の問題があります。

『世間一般で知られている自然治癒力』と
『実際の自然治癒力』は違うということ。

自然治癒力は、巷では、
自然に備わっているものだと
考えられているが、自分の気持ちから
湧き起こらないと自然治癒力は培われない。
治癒力は、自分で作るものであるということ。

勉強を例えに考えてもらえば
理解しやすいと思う。

日常生活に困らない程度の
世間一般な足し算、引き算なら
問題無いが、

解の公式や微分積分、
因数分解のように
難しい問題を解くには
もっと掘り下げて勉強しなければならない。

ましてや、
数学を得意分野にしようとか、
好きな教科のひとつにしようとか、
数学で身を立てようとか考えるなら、
イヤイヤではなく、
心の底から勉強しようと思わなければ、
成績にも結びつかず、

仕方無しに勉強していたのでは、
問題集を開いた途端、
睡魔に負けてしまうような
事態になりかねない。

治癒力も同じで、確かに、
誰にでも備わってはいるが、
皆同じでは無く、
心の底から湧き起こらないと
人並み以上の治癒力は培われないし、
ただでは、手に入らないのだ。

では、

「心の底から湧き起こる」とは
どういうことなのだろうか?

「心の底から湧き起こる」だから、

念仏のように、
「治るんだ!治るんだ!治るんだ!」と
唱え続けていても培われるものではない。

数学を
「好きになるんだ!好きになるんだ!」
と唱えたところで好きにはならないし、
得意分野にもならないし、成績も上がらない。

治癒力を培うには
「自身の身体と向き合うこと」が
「心の底から湧き起こる」ことにつながり
結果的に治癒力が培われるのではなかろうか?

数学も本気で向き合うことで、
簡単にはいかないかもしれないが、
続けることで、
成績に結果として現れ、
好きになったり、
得意になったりするのではなかろうか?

「身体と向き合うこと」とは、
「内受容感覚を磨く」ということ。

「内受容感覚」が鈍い人は、
慢性化しやすいという科学的医学的根拠が
最近になって分かってきている。

やっと、ここ最近、
科学や医学で
自身の「感覚」を磨くことが、
症状や病を慢性化させない
ということが分かってきたのだ。

医学や科学は、
「慢性化しない」ことだけしか
分かってきていない。

しかし、

自身の感覚と向き合うことが、
(向き合い方、向き合う程度、による)
本当の予防医学につながることを
私達は、知っている。

言っときますが、
「やっと」ですからね。

医学や科学は、やっと、
自身の感覚と向き合うことで、
「慢性化しない」ことがだけが分かってきた、
その程度なんです。

 

 

実は…

 

つづく