1週間前の日曜日に
家の鍵を失くした。

手に荷物をたくさん持って
鍵を開けて中に入ってから
何処かに置き忘れてしまった。

手に持っていた荷物ばかりに気を取られて
大事な鍵が何処かにいってしまったのだ。

救いは、外に置き忘れた訳ではなく
必ず家の中にあるということ。

家に入ってから失くしたのだから
当たり前といえば当たり前。

屋外で失くしたこと想像したが、
拾った悪者が、家を一軒一軒回って
鍵を確認するわけもいかず、
外で落としても左程心配は要らないのか?と
少し呑気なことを想像していたが、

家の鍵を失くした事実には変わりはなく
何だか落ち着かないし、
気になって仕方がない。

時間を見つけては
目ぼしい場所を捜索するが
発見には至らず。

家鍵の他にも
他の不要な鍵が色々と付いているから
ジャラジャラと賑やかな鍵なので
存在感は十分にある。

その日の夜
再び出掛ける用事があったが、
鍵が見当たらないため、
スペアキーで代役をする。

外で用事を済ませていても
気になって仕方がない。

何だか落ち着かない。

そんな日が、
1週間も続いき、
気持ちも全く落ち着かない日が続いた。

 

つづく…