久し振りの、排泄の重要性!その7

蕁麻疹です。

見ていて、痒いのは可哀想ですね…

しかし、当研究所では、
皮膚に出る症状も一種の排泄と考えます。

臨床例を紹介します。

40代男性です。

花粉時期になるとアレルギーの薬を
毎年毎日飲む方なのですが、

花粉がひと段落する5月くらいになると
アレルギーの薬を飲むのをやめて、

涼しい秋口10月、11月になると
必ず蕁麻疹が出る人がいます。

花粉時期の
アレルギーの薬の服用は、
この方の仕事柄、色々考えて、
仕方が無いと言えば、仕方が無いのですが、
そのツケが、必ず秋口に、
蕁麻疹となって皮膚に出てくるのです。

我々は、
この蕁麻疹が、春先に飲むアレルギーの薬の
影響であることは察しが付いているのですが、
当人は痒いから医者に行くわけです。

そうすると、また、蕁麻疹を抑える
薬が出されます。

飲めば、蕁麻疹は鎮まる。

ここ大事です!

「治る」のでは無く
「鎮まる」のです。

(なんか、祟りみたいですねー)

そうなんです。祟りみたいなんです!

蕁麻疹が鎮まり、消える事で
治った気になりますが、
薬で抑え付けているだけで、
治ってはいないのです。

薬が切れると、
また再発するので、
また薬をもらって、
また飲む。

そうすると「鎮まる」…

祟りそのものです。

これを繰り返すわけです。

つづく…