4月19日午後0時25分頃、豊島区東池袋4丁目の都道で
87歳の男性が運転する乗用車が、
歩行者を次々と跳ね飛ばす残念な事故が起きました。

正座研究所のプロファイリング

87歳の運転手は「アクセルが戻らず」
と話していたようですが、
「アクセルが戻らない」と聞くと、
車に欠陥があったのかな?と、
勘違いしてしまいがちですが、

この87歳の運転手、
咄嗟の時に足がアクセルペダルから上げる事ができず、
ブレーキペダルに足を移動できなかったことが簡単に想像できます。

その証拠に、現場検証で「ブレーキ痕が無い」事がわかっている。

と、なりますと、足首の前側が詰まっていて
足首が動きずらい状態であった事が紐解けます。

つまり、この87歳の老人は、日頃から
背中が丸く

→腰が落ちて
→膝が前に出た姿勢が日常化して
→足首の前が詰まり
→足首を上に持ち上げづらい状況の中
→咄嗟の時にブレーキを踏んだつもりになって
焦ってアクセルペダルを踏み込んでしまったのだ。

このように、身体が正座のメカニズムから逸脱してくると、
咄嗟の時に、思うように動かせなくなる身体になってしまう事を、物語っている。

また、背中が丸いと決断力も鈍る証拠に、
「免許所の返納も考えていた」
と、話していたようですが、
返納時期の判断力も定まらず、
結果、運転中の判断力も鈍った結果、
大惨事になってしまったのです。

正座のメカニズムからかけ離れてくると、
自分を含めて、周りの人をも不幸にしてしまいます。

こういう人には、運転してはいけない人です!