追伸のつづき…

 

春といえば、
引っ越しの時期と
自然界では子孫繁栄の繁殖の時期。

引っ越した時は、
その土地の「氏神様」に
挨拶に上がります。

子孫繁栄の
新しい命を授かって
無事に生まれてきたときには、
「産土(うぶすな)の神」に
挨拶に上がります。

この産土の神は、
自分の主な生活場所としての神
つまり住まいとしての氏神様なのか?

若しくは、
病院で出産したのであれば
その病院の土地の神、つまり
病院の氏神様なのか?

どちらか?という事になります。

どちらが、
産まれてきた子の「産土の神」か?は
普通の人には、わかりませんね。

それなら、ご愛敬で、
わからない人は、
病院の氏神様と住まいの氏神様の両方を
お参りしておく方が無難なのかもしれません。

御霊は
この世に産まれてくる時と
この世を去る時に必ず
産土の神の前にむかうと
言われています。

ホントか?ウソか?
わかりませんが…

いずれわかる時が、
皆んなに平等に来る訳ですから
それはそれで楽しみではないでしょうか?

もちろん、
閻魔様の前に行く人も
いるのでしょうが…

ムフフ…(意味深の笑み)

「無事に生まれた感謝」の意味で
お宮参りするのは
そういった意味があるのです。

巷では、
有名神社に参拝すればイイ!
大きな神社に参拝すればイイ!なんて
御門違いの参拝者が多いようですが、

人間界で例えるならば、
「縁のない人(知らない人)に御礼言われても?」
なんて状態なのでしょうか?

実際には、
そんな心の狭い神様も居ないとは思いますが、
せっかくお参りするのであれば、
「こっちじゃねーよ!あっちだよ!(笑)」
くらいで収まるようにしておきたいですね。

 

 

 

 

おわり