続けざまに奥様が、

奥様
「直ぐ訪問診療の先生に来てもらって、
採血してもらい、
昨日、解熱剤を一回だけ飲んだかな…」

さらに
「採血の結果が直ぐ医者から連絡があって
胆嚢炎って言われて、抗生物質を出され、
それを今朝一回飲んだのか…」

(血液検査の結果をすぐ出せる?というのは
それだけ大きな病院の医師ってことになります。
小さな病院は、分析機関に依頼して
結果が出るのに時間を要しますので)


「ん?胆嚢炎?左の季肋部ならともかく、
右側の季肋部には異常がみられないが…」

奥様
「私もスマホで調べたら
胆嚢炎は右側のお腹が痛くなるって書いてあったけど…」

それを聞いてクライアントが
「ここと、ここが痛かった!」
と、普段から私が気にしていた
左の季肋部とそこから下に落ちた
ヘソの左側を指差した。


「あぁぁ肝臓の左葉からの胆管の炎症かもしれませんね…
それなら私がいつも気にしていた左側の季肋部と
お父さん(クライアント)の自覚症状とが一致するので、
それなら納得できますね」

私「今は?違和感は?どうですか?」
と、お父さん(クライアント)に聞くと、

クライアント
「へその左側が少し気になる程度で、あとは身体が怠い」
と答えた。


「では、身体を詳しく観てみましょう」

私は、この時点で、
なぜ2日前から突然熱が出たり、
左側のお腹を中心に痛くなったのか?の
目星が付いていた。

このコラムを読み慣れている人は?
もうお気付きですね?

さすがです!

答えは、明日に、つづく….