前回、7月1日にメカニックの
右腕の不具合を紹介しましたが、
その続報です。

移動手段としてお世話になっている
バイクのメンテナンスは必須で、
昨日、足回りを大規模でメンテナンスするために
ショップに入庫しました。

その際、そのメカニックが身体の調子を
聞いて欲しそうな顔をしていたのです。

(そんなこと分かるんですか?)

何となく、わかりませんか?
目の前の人が、何がして欲しいのか?
言葉に出して言わなくても、その雰囲気で
何となーく…わかるような気が
すると思いますが…

そんな流れから、

私「で、腕どうなの?」

メカニック「それがですね〜指の痺れは全快しました」

私「良かったね!肘は?」

メカニック「肘は、ムラがあります」

私「ムラ?何か塗料でも?塗ってるのか?」

メカニック「違いますよー!痛みのムラです」

私「分かってるよ!良かったねー!ムラ出てきた?」

メカニック「何で良いんですか?」

私「肘の痛みは最後まで全然取れなかったんでしょ?」

メカニック「はい!そうなんですよ」

私「で、今は、痛みがない時もある?」

メカニック
「はい!そうなんです。
全然痛くない時があって、
調子こいて、また、しっかり腕を使うんですけど…
そうするとまた痛くなったりします」


「以前は、肘以外の場所の痛みの方が気になっていたから、
今は、それらが消えて、肘の痛みが最後まで残っている感じなんだ?」

メカニック「はい!」

私「以前は、肘の痛みは持続的に、ずーっと痛かったよね?」

メカニック「はい!」


「ずーっと痛かった肘が、今は、
調子がいい時は、全く痛くない日もある?」

メカニック「はい!」


「じゃー今の自分のケアする方法が、
間違っていない!ってことだね?」

メカニック「そうなんですよー!」

私「じゃー進歩してるじゃん」

メカニック「そういうことなんですね!」

私「バカにしてんのか?」

メカニック「イヤイヤ…してないですよ」

私「じゃー次の治し方を教えるから…そこ手ついて」

メカニック「ありがとうございます」

工場の片隅でもできる体操を指導します。

私「先ずは、右腕から…どう?この辺伸びるでしょう?」

メカニック「イターーーッ!何これ?」

私「次!同じように左腕やってみて…」

メカニック「ハイ!あれ?右みたいに痛くない!」

私「右と左の違い?わかった?」

メカニック「わかりました!」

私「じゃーこの体操やった方がイイね」

メカニック「ハイ!ありがとうございます」

前回、肘を観てから1ヶ月半かかりましたが
身体の変化に気が付いただけでも儲けもので、

当初、大きな病院に行っても原因すら分からなかった
右腕全体の異常が、体操だけで核心にまで迫り、
もう少しで全て改善のところまで辿り付いたのです。

今回、教えた体操を真面目にやることで
更なる改善が期待できるでしょう。

やはり身体は関連性が読めないと
難しいですねー

そして、経過を見るのも非常に大事なってきます。

(どうしてですか?)

直ぐ痛みが解消されるのも理想なのですが、
思ったほど、本人が得られるものがあるようで無いからです。

経過を観て感じることで
身体の関連性に気が付いたり、
確実に自身の身体と向き合うことが
できるから経過も非常に重要な意味を持ってきます。

これは、また
他の機会に紹介したと思います…

このメカニックの続報、また、ご期待ください。