夏本番です。

メロン、スイカの時期ですね。

色々な所用で、
日曜日は三浦に通っているのですが…

この時期は、メロンとスイカを求めて
都内の料亭なんかにも出荷し、
時折、メディアにも取り上げられる
農園に寄ります。

70代の高齢の夫婦が経営している農園で
この時期にだけ顔を合わせるのですが…

この老夫婦は身体をよく動かしているから
少々身体がガタついていても
とても元気です。

オバちゃんが、
膝が痛いというので、
パイプイスに座らせて
主訴の膝を触らせてもらうと、
壊れていない事がわかる。

でも、本人は痛いものだから
注射を打つらしいが、
気休めにもならず
また痛くなるらしい。

今までの経過を聴くと
膝に水が溜まって
何度か抜いたようだ。

この、膝に水が溜まる現象は、
もちろん、原因があって水が溜まる訳ですが、
水が溜まるとどうなるか?

→動かしずらい
→違和感がある

これは、身体が膝を守ろうとして
水が溜まっていると考えられる。

何故か?

→動かしずらい

→違和感がある

=安易に動かしてほしくない信号とも
考えられる。

と、いうことは、
膝を保護する目的で
水を溜めている。

浮力まではいかないにしろ
関節内に水を溜めて
身体が異常を訴えているのです。

現に、膝の負担が軽くなると
自然と水は消えていく。

しかし、
人為的に
水を抜くと?どうなるか?

また、溜まる…

そうすると、また、水を抜く…

また、溜まる…また…

これを繰り返すことになります。

こんな事を繰り返しているうちに
最後には、水が溜まらなくなる。

そうすると、動かしてほしくない目的で
水を溜めて違和感を出していたのに、
動かすようになってしまう。

今度は、本当に
膝が壊れていく。

本来であれば、
原因が改善されて
溜まった水が自然と引くようになれば
負担が解消されたと考えられるのだが…

このオバちゃんは、
最初は腰が痛かったという。

そして、太腿の前がダルくなって
膝が痛くなったようである。

そうなると、
医者に行って、色々やって、
ダメなら、揉み屋に行くという。

残念だけど、これは揉み屋に行っても
治せないのだ。

足や腰に体力があれば
揉み屋の刺激で変化することもあるが
このくらいの年代になってくると
難しくなる。

このオバちゃん
腰が落ちているのだ…

やはり

「身体の中心に力を集める」

「要の腰に力が集まる」

大事ですね…

みなさんは?
大丈夫ですか?