熱血和尚、その③

今回のノンフィクションを、当研究所の
「正座から読み解く最強の健康法」
からの考察を少し書きたいと思います。

登場したタクマとショウですが…

勘のイイ人は、既にお気付きかもしれませんが…

この2人…
実は、キャラクターが対照的で、
それどころか、身体も対照的なのです。

つまり、身体がキャラクターにまで
影響を与えているのです。(著書参照)

タクマは、バリバリのヤンキーで
一本筋が通っている漢気があるのが特徴的で、
現在は?というと、
思春期で荒れ狂う前の小学生の時に
将来の日本代表とまでいわれた好きなサッカーをやりながら、
内装業の職人を目指して日夜奮闘中!

タクマの身体は、正中線(中心)がしっかりしている。
そのため、好きなサッカーに戻り、
職人を目指し一直線である。
和尚にしてもらったように、
困っている人がいたら助けたいと、
その生き方に迷いが感じられない。
また、その表情も中心に力が集まり勢いがある。

つまり、

→地に足がついている。

生き方と言える。

一方、ショウは?というと、
すっかり今風の若者に変身して
なよなよした感じは昔と変わらず、
現在は?というと、
太陽光の会社に就職して営業を任され、

将来の夢は?と聞かれると、
「会社を持ちたいですね。会社を大きくしたいので、
最初は、小さな店舗からでもいいので、ご飯屋とか…」

と答えた。

そうです、一貫性が無いのです。

ショウの身体は正中線(中心)に力が無い、
身体がしっかりしていないといえる。
それが表情の左右さにも現れ、
不安症と言えるほど、常に何処かで不安を抱えている事が
僅か数秒のインタビューから見て取れる。

そのためか?今は、どちらかと言えば、
生活するために仕事をしている状態で、
夢を持つ事は、確かに、大事だが、
夢に向かっての準備や計画性が画面からは見受けられない。

夢は持っているが、定まっていない事が
誰の目にも見て取れる。

つまり

→地に足がついていない。浮き足立っている。

と、言える。

人生は、どこでどうなるのか?わかりませんが…

迷いがあるうちは、
頂点に登り詰めるのは難しいと考えられる。

このように、
キャラクターが対照的な2人は、
身体も対照的なのです。

タクマが、更に正中線に力を集めれば、
近い将来、創意工夫のできる一流の職人に近づけるでしょうし、
(→しっかり地に根を生やす人生)

ショウが、正中線に力が集まるようになれば、
心理的にも安定して、現実的な将来のビジョンを
描けるようになるでしょう。
(→地に足がつく)

正中線に力が集まる状態=正座のメカニズム

子供の時から、
正座を取り入れていると…どうなりますか?

もう、お分かりですね…

そうです!

正座が、
その人の可能性を引き出し、
人生を謳歌させるのです。

自分がこの世から去る時、大事な家族には、
どのように生きていってもらいたいですか?

何をしようとも、何をやろうとも、
「地に足を付けて」
生きていってもらいたいものです。

それには、正座のメカニズムが
重要になってきます。

少しは、正座の凄さ、自国の文化の凄さ、自分の足元が
ご理解いただけましたでしょうか?

正座のメカニズムを
知らずして生きるのか?
知った上で、生きていくのか?
人生に、天と地ほどの違いが出ますわねー

これが、日本伝統文化の真骨頂なのです!

追伸

タクマとショウのその後!を、
ノンフィクで追跡してほしいですねー

どうなるのか?楽しみです…