我々が身体を診る際は、
クライアントさんが訴えてくる
主訴を聞くのはもちろんですが、
主訴だけでなく
クライアントさんの
一挙手一投足の動作をも
よく観察している。
それは、本人が自覚している主訴の原因が
思わぬところに隠れたりすることがあるため、
クライアントさんの動きはよく観察しているのだ。
これは、手だけで身体を変える
療術の世界では基本中の基本で常識である。
お医者さんのように、
診察室に入ってくる患者を
一度も観ずに、パソコンの画面だけで見ている
医療とは全く次元が異なります。
また、実際に身体に触れる際も、
主訴も確認しますが、
関連している箇所も
確認してみていきます。
例えば、
「膝が痛い」といわれて
膝もみますが(触る程度)
膝以外のところに手を入れて
膝を変化させていきます。
これは、身体において
「原因」と「結果」が
常に一致する訳ではないことを意味します。
身体の不具合は、もしろ、
主訴である結果とは違うところに
原因があることの方が多いのです。
また、施術側の能力によって
クライアントさんと会う前から
原因を察知していることも多々あります。
この話は、難しい話になってきますので
機会があればコラムに載せたいと思いますが、
手だけで身体を変える療術は、
西洋医学とは違うさまざまな角度から
身体を診ているという点を
重々ご理解してもらった上で、
今回の主役は、50代男性です。
つづく…
