今日は、ボランティア活動をしている
地域猫の会に参加してきました。

2ヶ月に1回のペースで開催されています。

野良猫の保護活動をしていると
理不尽な事がたくさんあります。

それは、する側にも、される側にも
理不尽な事がたくさん存在するという意味です。

される側、つまり一般の方の理不尽は、
文句は言うけれど非協力的な人間、
話も聞こうとしない人間、
猫を目の敵にする人間、
本当に罰当たりな人間が、たくさんいます。

する側、つまりボランティア側にも
理不尽な事がたくさんあります。
保護活動を掲げて行政と癒着してるボランティア擬き、
寄付金を募るだけ募って収支報告をしない連中、
去勢手術の助成金を独占する輩、

本当に、有象無象の連中が渦巻く業界なのです。

TVに取り上げられているボランティア団体だって
影の一面は存在します。

ここでも問われてくるのが、

「人を見抜く目」と「波長の法則」である。

私が所属する小さな団体(7〜8名)は、
金銭の問題もクリアで、
ボランティア団体特有の影の一面も無く、
あるとすれば、悪気はないのに「指を刺されただけで激怒する」
変わった人間はいても、
信念はブレていない。

そこに参加する大きな理由があるのです。

組織には、多少の変人はつきものですが、
「小さな命を大事にする」という
信念がブレていないのが非常に新鮮なのだ。

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
と、言われる信念の無い人間が多い昨今、
貫き通す「信念」だけが組織を成り立たせている。

逆に、ボランティアに関しては、
この「信念」だけで
他は必要無いのかもしれない。

これに賛同してか、
ボランティア活動中に、
訴訟沙汰になるような事があれば、
印紙代だけで代理人を務めてくれる腕利きの
顧問弁護士も参加してくれている。

心強い味方である。

地域猫の会では、
お互いの活動報告や情報交換がメインで、
野良が増え続けている地域があれば、
日時を合わせて一斉捕獲作戦を行う。

もちろん、行政は何もしてくれない。

「小さな命を大事にする」
「動物を大事にする」
という、世界のグローバルスタンダードに
照らし合わせると、日本は明らかな後進国である。

小さな命を大事にできない国が、
人間、国民を大事にできる訳がありません(当たり前)。

そんな国でオリンピックが開催されるんですから、
滑稽の何ものでもありません。

私達が所属する行政の区長が、
「殺処分ゼロ」を宣言しました。
勘ぐれば、選挙近いから単なるパフォーマンスだろうと
我々ボランティア仲間はみている。

小さな命を見かけた際は、
見舞ってあげられる優しい心を
持っていたいものですね…

追伸

この猫の会 、会の最後は、いつも
猫の頭の良さで盛り上がって終わりになります。

本当に猫って頭良いですよ…
感心しちゃいます。