上の方に悪性新生物ができていると
全摘(全部摘出)なのだが

下の方にできていたので
3分の1を残して切ったそうです。

何処を切ったのか?

胃です。

その後、2箇所のリンパに転移が見つかり
抗がん剤治療を行う。

更に1年後に
左の鎖骨のところの大量に転移が見つかり
コブのように大きく腫れたが
抗がん剤?で、それも消えて
今も効力を弱くした抗がん剤を
打っているそうです。

そして、そして、

その抗がん剤を体内の取り入れる
ポーターを皮膚の下に埋め込む訳なのですが、

通常であれば、
2年に1回は交換しなければならないものを、
16年経過しているのに
まだ1回しか取り替えていない
と、自慢げに話してくれる。

この辺も医者の経験では全く計り知れない
摩訶不思議な現象のようです。

自分では、息子がネットで調べてくれた
一升瓶一本5万円する健康食品を
薬を飲む前に
お猪口一杯飲んだくらいで
その他には何もしていないという。

そして、今も抗がん剤を打ち続けているが、
副作用はほとんどなく、
「少し便秘気味になると気分が荒くなる程度で
あとは全然平気だねー」と本人はケロッと話す。

今も抗がん剤を打っているという事は
悪先進生物自体は、まだ治っておらず
16年間抗がん剤を続けていることになる。

社長が通う
街のまぁまぁ大きい総合病院の院長は
「ギネスもんだね!こんな患者みたことがない!」
と、最初に記したとおり、
無責任なことを、
顔を見る度に言っていたが、

最近では、それを通り越して
「私の方が先に逝くかもしれないね!」と、
2人でバカ笑いしているというのだ。

科学とはいえ
人間の身体には
計り知れない可能性がある
という事ですね。

 

 

 

追伸

 

 

社長のところで働かせてもらっている時
私には、まだ身体を診る技術がありませんでしたが、

この話を聞かせてもらった時は
「社長の身体を触ってみたいなぁ」と
つくづく思いました。

何を感じるか?
どんな身体なのか?

触りたい衝動に駆られました。

 

 

おわり