つづき

――スウェーデンはこれまでも大規模な集会の禁止や、介護施設への訪問を控えるなどの対策をしてきましたが、感染拡大を受け11月24日からジムや図書館に行かないように呼びかけ、9人以上の集会を禁止しました。

「日本などから『スウェーデンはノーガード戦法で
高齢者を見殺しにしている』と批判されることがありますが、
それは誤解です。
これまでスウェーデン公衆衛生庁は
国民に対し、推奨という形で様々な
新型コロナ対策を呼びかけていました。
第2波でも推奨が多いのですが、
11月からバーやレストランでのアルコールの
販売を午後10時以降は禁止するなど規制が増えています」

(→ノーガード政策ではなく、部分的なロックダウンという事ですね。
集団免疫は、その副産物ということで、集団免疫を目指した訳ではないようですね)

「確かに第1波では介護施設において多くの高齢者が
亡くなってしまいましたが、それには雇用など
介護システムが抱える問題が絡んでおり、
ロックダウンとはあまり関係がないことでした。
その後は、介護施設でも様々な対策が取られています」

(→闇雲に、陽性者=感染者として
毎日放送している日本とは雲泥の差のような気がします)

――11月下旬から規制を強めているのは、春より感染の状況が深刻だからでしょうか。

「感染の状況が深刻というより、
国民の意識が緩んでいるからだと思います。
特に若者たちを中心に、かなり意識が緩んでいるように
見受けられます。スウェーデン中部
ウプサラの大学生たちの間でクラスターが発生し、
そこから感染が広がったと言われています」

「クリスマスにパーティーをするため、
その前に感染しておきたいと思っている人もいるようです。

(→マスゴミの情報にただ踊らされている国民とは全然違いますね。
軽症で済む可能性が高いうちに、感染して抗体を手に入れておこう
という考えなのでしょう。同じような事を考えている日本人は
見かけた事はないですね。それだけ日本は、
マスゴミの風評に踊るのが好きなんでしょう。
スエーデン人の方が明らかに考えて行動しています)

こうした状況にあるため、
政府は春より厳しい規制を導入しないと、
引き締められないと考えているのではないでしょうか。
11月中旬にロベーン首相が厳しいメッセージを発したのも、
そうした意図があるのだと思います」

 

 

 

 

 

つづく…