女性
「もう、今朝は起きた時から二進も三進もいかなくて、
医者に行こうかと思ったんですけど…」


「心配でしたら医療機関を受診されるのも良いかと思います。
恐らく、病名付けられて、何か処方されるか、手術の話が出るかもしれませんけど、
医者の見解を聞いてみるのもイイんじゃないですか?」

女性
「こうしている間にも
良くなってきているので行きません」

私「面白いから医者に行ってみて下さい!」

女性「面白い!ってどういう事ですか?」

私「医者が何ていうか?面白いじゃないですか?」

女性
「医者に行ったら教えますけど、そんな事より
どうして肺が落ちたんでしょう?」

私「そこなんですが…何か原因は思い当たりませんか?」

女性「何も思い当たらないですねー」

私「もしかしたら、心理的ダメージとかありませんでしたか?」

女性
「そう言えば…ありました、
首が少し痛みかけた前日にストレスがありました」

私「じゃーそれですね!」

女性「え〜!そんなので肺が落ちるの?」

私「落ちます。現に落ちているし、他に原因が見当たらないでしょ?」

女性「えぇぇぇ〜!そんな事!あるんですね?」


「そうです。勿論あります!
『肩を落とす!』っていう言葉がありますよね。
肩を落とすって事は、肺が落ちるんですよ。
意気消沈、意気撃沈?!って言うじゃないですか?」

女性「撃沈?!ん?!」

 

どうやら、前日のストレスが原因で、
肩が落ちて、肺が落ちて、
結果、首でそれらを吊って、
受けた腰まで痛めたことが
関連付けられました。

その夜、女性から
「首がかなり良くなった」という
感謝のメールが届きました。

 

今回の関連性は、
正座のメカニズムそのものです。

身体が少しずつ変化していくのも、
身体の方向性を少し変えることで
力のある身体は自分で元に戻っていきます。

身体の戻ろうとする力を考えて
施すことが、身体を甦らせる秘訣になりますし、
戻ろうとする力を裏切らず
鍛える事になるのです。

この手の症状は、
恐らく、医者に行っても
改善はしなかったでしょう。
(あくまで当研究所の見解です)

 

おわり