つづき

 

先日、亡くなられた方が、
生前まだ元気だった頃、
たわいもない世間話の流れから、
死後の世界について触れることがありました。

その方は、「何だか怖いですね」
と言っていましたが、
無理もありません。

普通の人は、
死後の世界について知りませんし、
知ろうともしない人がほとんどだからです。

生きているうちに、
必ず死後の世界について
「知ろうとする機会」が、
誰にでもある筈なのですが、

何故か?
触れてはいけない世界のような風潮があり、
目を背けている人がほとんどだと思います。

宗教観や死生観は、
個人差があるので仕方がないとは思うのですが、

知らないよりは知っておいた方が、
断然、良いに決まっています。

なぜなら、
知らなければ、
物質的な肉体を失った後、
非物質的な想念の世界で
孤立することになるからです。

これは、
かなり前のコラムで紹介した
著書にも記されていましたね。

例えば、生前
「死んだら仏壇に入る」
と思っている人は、
本当に肉体を無くしたあと仏壇に入るし、

「死んだら何も無い」と思っている人は、
本当に死後、何も無いフリ?をしているのです。

こちらの呼び掛けに対しても無反応で、
死んだフリ?を決め込んでいます。

分かりますか?

死んだのに、
死んだフリ?をしているんですよ。

おかしくありませんか?

 

 

 

つづく…