人間的成長は、
青年のように
ネットの中だけでも
できるかもしれませんが、

実社会での成長に比べれば
難しいのではなかろうか。

またその速度も違う筈。

架空の世界に浸かっている青年と
実際に面と向かって話をしていても

全く面白くもないし
魅力も
深みも
可能性も
全く感じない。

ある意味、
楽しい筈の宴が、予想通り
本当に試練の時間に
なってしまった。

青年には私の素性や今までの
経験談など全く話す必要がなかったし
話そうとも思わなかった。

一緒にいればいるほど
人を無気力にさせる
こんな人間もいるんだなぁ?と
今までにない変な感覚を覚えた。

これからの時代
こんな人間が増えていくのだろうか?

それにしても見た目はイイが
中身の無い哀れな青年だ。

こんな哀れな青年のように
ならないために、
幼少時には勉強以前に、

「箸の持ち方使い方」
「言葉使い」
「コミュニケーション能力」

は、最低でも子供のうちに
身に付けてあげたいものです。

逆に、
勉強なんかできなくても
これさえできれば、
実社会で生きていけるのでは?
と感じた時間でもあった。

実は、ここで終わりでは無く

この宴の日から
二日後に青年に再開したのだが、

一言も挨拶がなかったのだ。

個人的な皮膚感覚で言うなら、
残酷かもしれないが、
「この青年、生きている意味があるのかな?」
と思った。

そう言えば、
宴の食べる時や食事を終えた時も
何も言わなかったような気がした。

世も末だ。

最近の?若者は
感謝の気持ちを相手に伝える事を
知らないのだろうか?

 

筋金入りの育ちの悪さだ。

 

つづく…