症例②

 

ここでも紹介しましたが、
ボランティア活動を一緒にしている
72歳の男性ですが、

以前のコラムでは、
雨降る早朝、
傘をさして自転車に乗っていたら
(本当は良くないのですが…)

前から来た車の眩しいライトで、
視界を奪われ、電信柱と仲良くなって
(激突して)
額に大怪我した方です。

ある日のことですが、
周囲に人が居なかったので、
私が、歩きながら足を前に振り上げて
足裏を伸ばしていました。

それを見た72歳男性が、
「よく足上がるねー」
「私なんか、コレ、これだけしか上がらないよ」
と、言いながら同じ動作をして見せたのです。

見ると、本当に、
足が上がっていないのです。

即座に私は、
「足裏はよく伸ばしたほうが良いですよ」
「下系の問題や周辺が色々と騒がしくなりますから…」
と助言したことが幾度かあったのです。

そんなある日、
お会いした際に、

72歳男性「大変なことになった!」

と言うのです。

私「どうしたの?(何があったのか?)」

72歳男性「数値が10倍!」

私「へ?(数値?前立腺か?)」

私「大変だ!で、どうすんの?」

72歳男性「あの〜機械でとる」

私「ダビンチね!」
私「自覚症状は?なかったの?」

72歳男性「それがさ〜全然無いんだよ!」

私「へ〜(ホントかな?気が付いていないだけでは?)」

 

この72歳男性は、
非常に思いやりがあり
優しい方なのですが、

残念なのは
「聞く耳」
を持っていない。

 

とても残念なことです。

 

「聞く耳」「聞く力」

大事ですねー。

 

「聞く耳」お持ちですか?

 

 

おわり

 

追伸

 

「聞く力」の次に
何が?必要になるか?
分かりますか?

 

次は「考える力」ですよね!