つづき…

 

橋のたもとから釣り糸を垂らしている
オッサンの横を見て見ぬ振りして素通りした後
いつもの餌場に向かい
餌やりの任務を遂行。

餌やりを終えた後
来た道を戻ろうとしたら
その見知らぬオッサンが声をかけてきた。

そのついでに
勇気を出して聞いてみた。

私「何が釣れるんですか?」

と尋ねながら横にあるバケツを
覗き込んでみた。

なんと!

そうしたら良い型をした
「うなぎ!」だったのだ

しかも、3匹!

 

 

信じられなかった。

背骨の曲がった魚が泳いでいた川で?
うなぎが釣れる…

私「凄いですねー!食べるんですか?」

オッサン「…」

詳しくは知りませんが、
密猟になるから黙っているのかな?
と、考え

私も黙っていた。

私「何時間くらい?釣ってるんですか?」

オッサン「2時間くらいかなぁ?」

私「2時間で3匹はまぁまぁですかね?」

オッサン「そうだねー」

どうでもいい会話をした後
その場をあとにしましたが、
あのうなぎ食べるのかな?

「(俺なら喰わないな…嫌いだし…)」

と思いながら帰路についた。

自然の浄化する力は
凄いですね。

やはり環境を汚すのは
愚かな人間だけです。

そういう意味では
動物の中では最下位ですね。

 

昔の記憶からは
信じられない獲物が釣れる川に
なっていました。

 

 

追伸

 

この後も、
この釣りのオッサンと遭遇する機会があり、
色々、話しましたら
ハゼも釣れるそうです。
しかも20cm級のサイズだそうで
これも驚きましたね…

 

 

 

 

 

おしまい