猫のボランティアをするようになってから
猫にチョッカイ(^^)出して
反撃の猫パンチされたときのために
消毒液を持ち歩いている。

(チョッカイ好きな性格なので…(^^)

この時も持参していた消毒液を
膿みを潰してしまった箇所に
塗布しようか?と考えた。

「(待てよ!塗って胸の方に垂れて
猫が舐めたらそれも毒だしなぁ?)」

と、考えているうちに
ご飯を食べ終えた猿猫は
先に食べ終えた仲間のところへ
サッサと移動してしまった。

「(行っちゃった…でも、ご飯もたくさん食べたし、
野良だし、痛がっていなかったし、大丈夫かなぁ?)」

この時は、事実上、
なす術がなく
パーキングをあとにしたのだ。

翌週も同様に三浦に向かった。

運転しながらも、
鮮血が飛び散った
猿猫の首の後ろの傷跡が気になっていた。

三浦で所用を済ませてから
猿猫がいる横須賀の
パーキングに向かった。

「(あれだけの膿みを潰したのだから
傷跡が残っているだろうなぁ?
悪くなっていなければイイなぁ?)」
と、考えていた。

パーキングに到着。
この時は、
4匹全員が揃っていた。

ご飯をあげながら、
勢いよく食べる猿猫の首後ろを確認すると

「(無い!あれだけの傷跡が無い!)」

さすが、野良の力!
治癒力も想像以上だ!

毛も生え揃っているし
全く傷の痕跡が無い。
驚いた。

しかし、
もうひとつの米粒大の小さな出来物は
未だ残っていたのだ。

つづく…