今回の主人公は、
(守秘義務があるので)
70代男性♂とだけしておきます。

自宅で車椅子生活をされている方で、
25年程前に、
KO病院で進行性の難病ALSと診断されました。

ALSは、別名筋萎縮性側索硬化症といい
脳や末梢神経からの神経伝達を筋肉に伝える
運動神経細胞が死滅していく病気です。
(詳細はググって下さい)

この難病は、
少しづつ進行していくのですが、
進行の速度は個人差があります。

私が、このクライアントに関わるよになってからは
殆ど進行していないのが現状なのですが…

(本当ですか?)

多少、話すときの言葉が
以前より出づらくなった感じや、
指先が曲がってきた感じはありますが…
1日を通しての車椅子生活は、
20年前から、そのまま持続できています。
1日の生活の中で横になったり、
寝たりすることはありません。

厳密に見れば、
本当に若干、進行している程度です。

そもそも、私は、このクライアントが
ALSだとは思っていませんで、

その理由は、
KO病院での診断方法にあります。

KO病院で、精密検査をしたが原因が分からず、
病院的?お医者さん的?には、
病名を付けずにはいられなかった?のか、

それらしき難病をリストアップして、
消去法で、おそらくALSだろう?
という診断だったという事実を、
実は、家族から聞かされていたからです。

誰もが知るあのKO大学病院でですよ!

つづく…