東京大学大学院教授で医師が
「足算医療からの脱却」
を提言しました。

教授
「薬が効かない場合、ついつい、
次の薬、次の薬と
医者も処方してしまうし、
或いは、
患者も、もらってしまう」

(→薬を催促してしまう患者は良くありませんね。
医学を盲信し過ぎています。
そういう患者には、どんどん薬を出してあげましょう)

教授
「仮に薬をひとつ足すならひとつ減らす」
ことが大事だという。

また教授曰く
「薬の見極めが大事。病気や年齢などを
考慮した上で優先順位を考える」

教授
「例えば、現役世代と高齢者では優先順位が変わるので
よく考えて薬を選択しないといけない」

(→足算医療からの脱却とは、
足算しかできない栄養学やエステなんかも同じではないでしょうか?
何かの成分を与えるだけで吸収率を説明できる人は絶対居ません。
医学や科学が解明できない身体の90%以上の力を引き出すには、
足算よりもむしろ「引算」が大事になります)

以上の事から、

感じたことは、

医者は、薬を処方する段階で
多剤服用のリスクが把握できないのか?
疑問が大きい…のだが、
身体全体の10%未満しか解明できていない
医学や科学では仕方ない、と言えば仕方が無い。

他のコラムにも何度も書きましたが、
ノーベル医学賞を受賞された
最先端の研究者が言っていました、
「これからの医療は患者から教わる時代になる」
言っていましたが、今回の多剤服用の件は、
正しく、患者が医者に教えている現実です。

やっぱり、最先端を研究している人は
そこいら辺の医者とは、
言う事が全然違いますね!

自分が関わる世界の足元が
よく分かっているし、
よく見えています。

やはり、
医学には流行り廃りがありますから、
「考える力」
非常に大事になってきます。

おわり