前回と同じように
腕立て伏せの体制をとって

男性
「やっぱり、こうすると、
まだ、ここが痛いですよねー」

と言いながら、
手首の背面(甲)側を指差す。


「(手首は、変化無しだなぁ。
肘から手首の内側を緩めるだけでは効果無しか…
ってことは、的がズレているって事だな…)
ちょっと手首をみせてもらってイイですか?」

何故か?このとき
私の手が自然と引き寄せられいくように、
クライアントの手首の骨を動きを観察する。

私「(ん?これだ!)」

手首にある2本の骨の
親指側の骨が動きが悪い!のを発見。

親指側と小指側では
身体の見立てが異なるため、
観察するルートが異なってくる。

親指側の問題は、
身体の前面側の問題になり、
手首に至るまでのルートが
確保され的が絞られてくる。

もしかして?と思い
腕の二頭筋の箇所を
左側と比較しながら捉えてみる。

私「(ここだ!)」

指先を通じて確信を得る。

クライアントに左右差を感じてもらう。

私「右側がこれで、左側がこれです」

男性
「断然、右側の方が異常ですね!
痛いんですけど、痛みの種類が違います」


「ここですね!少し痛いですが、
ちょっと我慢して下さい」

男性「ハイ!」

クライアントにも確認してもらったので
手を施す。

 

 

 

 

つづく…